今のお給料に満足できていますか?
「あと3万円多くもらえていれば、エステに毎月通えるのに」「仕事の内容に比べて安月給でこき使われている気がする」などなど、不満を抱いている人もいるのではないでしょうか。
日々の生活をするのにも足りなければ、仕方なく“ダブルワーク”をする人も少なくないでしょう。では、実際のところ、どのくらいのビジネスパーソンが“止むを得ず”ダブルワークを選択していると思いますか?
今回は、エン・ジャパンが4,233名から回答を得た調査結果をもとに、“ダブルワークを選択する人の悲しい真実”をお伝えします。
■57%が経験済み!?
ズバリ「ダブルワークをしたことがありますか?」と質問をしてみると、「ダブルワーク中」が17%、「過去にある」が40%で、合計すると57%がダブルワークの経験を持つのだとか。
そして、同社が2008年から継続している同趣旨の調査結果を分析してみると、2015年にはダブルワーク経験者が過去最高を記録したそう……。
およそ5人に3人が、副業をするなどのダブルワークを経験しているなんて驚きですよね?
ひょっとして、社則で禁止されていてもコッソリと副業していたひともいるかもしれません。
■やむなく派が最多……
では、ダブルワークをする理由はなんだと思いますか?
ダブルワーク経験者に、その理由を尋ねてみるともっとも多かったのは67%が選んだ「副収入が必要」で、次いで「空いた時間の活用」が46%、「貯金をしたい」が29%と続きます。
この結果を分析してみると、副収入が“必要”と言っている“止むを得ず派”がダントツで多いんです!
「空いている時間がもったいないし」「もう少しだけ余裕が欲しいし」などとポジティブな理由よりも、「とにかくお金が必要!」と、やむなくダブルワークを選択しているひとが多いのが現実だったのです。
以上、“ダブルワークを選択する人の悲しい真実”をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
ダブルワークは精神的にも身体的にも大きな負担がかかりがち。お金のためとはいえ、できればやりたくない! というひともいるでしょう。
私生活を犠牲にしてまでダブルワークをしなくてはならないなんて、悲しい現実ですよね。
ダブルワークを検討しているひとは、やっぱりお給料への不満からでしょうか?
もしかすると、ダブルワークを始める前に、もっとイイお給料の会社に転職したほうが、人生が豊かになるかもしれません。