分煙や路上喫煙の禁止など、タバコへの規制が進む昨今。嫌煙家の中には「まだまだ甘い」と考える人もいるだろうが、一方で愛煙家はかつてよりかなり肩身の狭い思いをしているはずだ。
今では考えられないが、1998年3月に自主規制が行われるまでタバコの商品広告はテレビCMでも流されていた。2003年に世界保健機関(WHO)で採択された「たばこ規制枠組み条約」以降、その規制はさらに強化されている。
今後、「オトナの嗜み」の中で別の何かが規制されることはあるのだろうか? その標的になるのは…? しらべぇ編集部では全国の男女1332名に予想してもらった。
■第5位〜第8位:風俗は1割以上
公営ギャンブルは自治体の税収にもなっている側面があるせいか、賭博性があるとはいえ規制を予想する声は少ない。性風俗産業の中では、AV・エロ本の規制強化を予想する声が少ない一方、風俗店はその2倍に及んだ。
続いて上位を見てみると…
■圧倒的1位は「出会い系」
「何も規制強化されない」という意見も2割に迫ったものの、それ以外の上位は「出会い系」「お酒」「パチンコ」とさまざまな問題が指摘されるものが並んだ。
中でも、時おり未成年者を巻き込んだ犯罪が報道される出会い系は、4人に1人が「もっとも規制が強化される」と予想している。
■男女で異なる「規制」予想
しかし、今回の調査結果は、男女でかなり順位が異なる。
男女とも「出会い系」は不動の1位だが、男性は「パチンコ→お酒」と続くのに対して、女性は「規制されない→風俗店」が2〜3位にランクイン。
風俗産業に携わる女性はごく一部なのに比較して、客として関わる男性は数が多いためと考えられる。
東京五輪を4年後に控え、日本でもグローバル基準で規制の強化や緩和が進んでいく可能性があるが、あなたはどう予測するだろうか?