昭和時代に幼少期を過ごしたアラサーには、母親が専業主婦だったという人は珍しくないでしょう。「ドラえもん」の中でも、のび太・しずかちゃん・スネ夫のママたちは揃いもそろって専業主婦であり、かつては妻や母親像の典型として当然でした。しかし最近では共働きが増え、専業主婦は贅沢とさえ言われる時代に。専業主婦か、共働きか。女性にとってどちらの生活が憧れなのか、心の本音に迫ってみましょう。
■夫が働いて妻が家庭を守るって形が最高なのに、何でわざわざ養ってもらいたくないって意地はるんだろうね?
■妻が子供を産んで乳も飲ませ、家事や家族の健康管理もするんだから、養ってもらって当たり前
■共働きですが、本心は子供が小さいうちは専業主婦になって関わってやりたい
家庭を維持する上での役割分担として、夫は外で仕事、妻は内で家事という形がやっぱりベストなのでしょうか。特に子育て期は、子供を保育所に預けて働くよりも、家にいて一緒に過ごしてあげたいと思う女性は少なくありません。
■共働きの家庭で育った男の人ってひどいよ。共働きが当たり前だと思ってるし、デートの時も割り勘だし。女は男と対等だって思ってるんだろうね。からだの構造も考え方も能力も違うのに
■仕事と家庭の両立が、私にとってものすごくハードで倒れてしまいそうなので、結婚するならば養われたい
■結婚後、共働きをしていたが20代後半で婦人科系の病気が見つかり手術することに。その後再発はなくまた働きだしたが、手術後は体力も落ちスーパーに行くのも大変だった。その間は夫に養ってもらっていて、経済力のある夫で良かったとつくづく思った
「養ってもらいたい」と言うと、怠け心や依存心だと揶揄されてしまうこともありますが、男女で性質や体力に差があることを考えると、専業主婦は女性にとって「適材適所」だとも言えるのかもしれません。
■この不景気で何があるかわからない世の中なのに、養われたい!と思ってる人が多いことの方がびっくり
■夫が死んだときのために多額の保険金かけておくくらいなら結婚してない
■現実、周りのほとんどがシングルかバツイチ。他人に依存して生きるリスクはとれない
世帯収入のすべてを夫の稼ぎだけに頼るというのは、ある意味で大きな賭けなのかもしれません。もしも夫が病気になってしまったら。もしも離婚してしまったら。リスク分散のためにも共働きは有効な手段となりえます。
■仕事が楽しい。色々吸収できるし友人も増える
■自分で欲しいものも自分の力で買えないなんていやだ!女は子供を育てるから大変かもしれないけど、子育てだけが女の能力じゃないからね。少なくとも子育て以外にもわたしは能力があると思ってる
■自分の食い扶持は自分で稼ぎたい。じゃないと卑屈になりそう
■子供が自立したら、働いて人と触れ合いたい
結婚後も女性が働き続ける理由としては、「共働きでないと生活が成り立たない」という経済的な事情が挙げられますが、一方で仕事に対するやりがい、そして生きがいを感じる女性も少なくないようです。結婚・出産・子育てなど、そのときどきのライフスタイルに合った働き方が選択できるというのが一番の理想なのかもしれませんね。