強いストレスを感じている状態・ストレスフル。できるだけストレスのないように過ごしたいものですが、なかには気づかないうちに自分でストレスを増幅させている人もいます。
この記事では、自分をストレスフルに追い詰める行為と解決策をご紹介します。
NG行為1:高い目標をもつ
目標をもつことはいいことだと思いますが、問題なのはどのくらいの目標にするかです。目標を高くすればするほど、達成できたときの喜びは大きいでしょう。しかし、達成するまでは大変な苦労をしてしまいます。
いつまで経っても目標を達成できなかったり挫折してしまったりすると、それだけで精神的なダメージは大きいです。
大きな目標を持つよりも、まずは小さな目標をクリアしていくようにしてください。例えば「メイクをして出勤した」「休日でも歯を磨いた」など。簡単過ぎるくらいがちょうどいいのです。
当たり前すぎる小さな目標だったとしても、「今日もできた」という気持ちは自信をもたせてくれるきっかけになります。
NG行為2:自分から用事を引き受ける
特に頼まれてもいないのに、周囲に困っている人がいたら自分から声をかけて助けようとする人がいます。特に姉御肌の人が多いですね。
これは優しくて他人思いでありいいことだとは思うのですが、それが自分のストレスを増幅させているのなら危険。スケジュールや体力に余裕があって「暇だなぁ」と思っているときなら問題ありませんが、自分自身もそれなりに用事を抱えているのなら考えものです。
このタイプで問題なのは、わざわざ自分から用事を増やすことです。頼まれたのならまだしも、自分から用事を増やしてストレスを溜め、自分を犠牲にしてしまい心身を壊す原因を作ってしまう。
困っている人を無視しろとまでは言いませんが、自分自身のことも考えてみてください。自分がしっかりしていないなら他人を助けることもできません。そして身近で一番困っているのは他人ではなく自分自身なのです。
なにか頼まれたときは引き受けられるか考える、頼まれていないなら余裕があるときだけ手助けしましょう。
NG行為3:休息よりも趣味を優先する
仕事で疲れたときは休息が不可欠です。休日はしっかり睡眠をとり、美味しいものを食べて心身にいいことをしておきたいところ。
しかしながら、せっかくの休日だからと趣味を優先して休息をとらない人もいます。例えば外出したり体力を使ったり、睡眠をとらず長時間起きて何かしたりする人です。趣味のことをしないとストレスが溜まるというのもわかりますが、何ごともほどほどでないと心身に負荷がかかります。
いくらストレスが解消されるからといっても、疲れが溜まっている状態では満足に楽しめません。本人は楽しんでいるつもりでも、疲れた身体が更に疲れを蓄積させてしまいます。
身体の不調は心にでます。趣味を楽しむのももちろんいいのですが、無理を続けていくとその趣味を楽しめなくなるくらい疲れ切ってしまう可能性があります。
ストレスに気づいた時点で赤信号間際!
ストレスはいつの間にか溜まっていることが多く、身体の不調がでてから気づく人も多くいます。
もしも「あれ、なんだかイライラする」「おなかが痛い」「そういえば以前ほど物事を楽しめていない」などの変化を感じるようになったら、ストレスの原因を探ってみてください。
ときにはカウンセリングを利用するのもいいですよ。自分では気づけなかったことや解決策を提案してくれ、いち早く解決へと導いてくれます。無理をしない毎日を送ってくださいね。