独身女性にとって、何が起こるかわからない将来は不安でたまらないもの。
もし病気になったら、もしこのままずっと独りだったら、両親の身体が悪くなったら……と、悩みの種は尽きないですよね。
「このままずっと独りなんじゃないか……」と思ったとき、一番の心配は“老後の生活”なのではないでしょうか。
最近はそんな将来のためにコツコツとお金を貯めている女子が多いようですが、実際みんなにはどのくらいの貯金があるのか、気になりますよね。
■貯金をしている女子は全体の71%!?
今回アンケートの回答をしたのはお仕事をしている163名の未婚女性。気になる「現在貯金してますか?」という質問に対し、71%もの人が「貯金している」と回答。20%の人は「貯金はしたいけどできない」と回答し、9%の人が「貯金をしていない」と答えました。
高齢化問題や年金の問題など、私たちの将来を脅かす問題は様々。年金をしっかりもらえるかどうかわからない将来を不安視し、「自分の身は自分で守ろう」と、コツコツ貯金をされている方が多いのかもしれません。
■現在の貯金額、「1,000万円以上」は9%!?
さて、未婚女性の中で貯金をしている方が7割にも及ぶことがわかりましたが、一番気になるのは、じっさい彼女たちにいくらの貯金があるかですよね。
「現在の貯金額を教えてください」という質問に対し、多いものから、「100万円以上~300万円以下」の29%、「10万円以上~50万円以下」の20%、そして「50万円以上~100万円以下」17%という結果になりました。
そんななか、筆者がとくに注目したのは「1,000万円以上」と回答された人が9%いるということ。もちろん貯金額は年齢によっても左右されるものではありますが、1,000万円以上貯金をされている女子がいると思うと、なんだか焦りのようなものを感じますよね。
■お給料が入ったら、迷わず定額を貯金口座に回そう!
人間というのは入った分だけお金を使ってしまうもの。
「一体何に使ったんだろう……?」と疑問に思うほど、あっという間にお金というものは出てってしまうものではないでしょうか。
そこで必要になってくるのが、お給料が入ったその日に定額を貯金口座に回すということ。
先に給料から貯金分を引いておけば、残ったお金でやりくりするようになりますよね。あらかじめ“限度”が決まっていれば、その範囲内で生活は抑えられるもの。残ったお金を気兼ねなく使うことができます。
貯金用の口座をしっかりと用意しておくことも大切です。貯金口座のお金は絶対に使わない!と、そう心に誓いましょう。
■目標額を決めて、月々の貯金額を算出しよう!
上でお伝えしたように、大事なのはお給料が入ってきたらすぐに貯金に回すということ。ここで大事なのは目標額に応じて月々の貯金額を決めておくということです。
たとえばあなたが30歳で、定年を迎える65歳のときに3,000万円の貯金を目標とする場合、月々必要な貯金額はおよそ7万円。同じ目標額を40歳からスタートするのであれば、月々ちょうど10万円の貯金が必要となります。
“貯金”といってもその方法は様々。たとえば月々7万円を貯金しようとするとき、3万円を定期預金に回し、残りの4万円を投資信託に回すなど、そのやり方は何通りにもなります。
株やFXなどはちょっと手を出しにくくても、リスクが少ない投資信託などであれば、将来的に大きなリターンも見込めます。
定期預金、投資信託、貯蓄型の生命保険など、自分に合った貯蓄方法を見出してみてくださいね。
以上、独身女性の貯金事情と“賢い貯金方法”についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
何かと不安な将来のこと。とくに今独身であれば、先が見えない将来について、不安に感じることもありますよね。
これまで貯金をしてこなかった……というのであれば、なおさらのこと。しかし一度月々の貯金の体制を整えてしまえば、そんな漠然とした不安も少しずつ和らいでいきます。
“塵も積もれば山となる”もの。お金がどんどん貯まっていくのを楽しみながら、貯蓄をコツコツ、頑張っていきましょうね!