「人の不幸は蜜の味」と言われるが、誰もおおっぴらに「人の不幸が大好き」など言わないために本当なのかはわからない。
そこでしらべぇ編集部では、「人の不幸はうれしいと思う」かについての調査を行った。
人の不幸を喜ぶ人があまりいないのは、安心できる結果といえよう。では2割弱の人は、どのようなことから人の不幸を好きになったのだろう?
■身近な人でも芸能人でも不幸はうれしい?
まず、どんな相手の不幸がうれしいのかを見てみよう。
「自分に対して攻撃的な人の失敗や不幸」(男性30代)
「嫌な上司の降格異動」(男性40代)
実際に関わりのある人を挙げた人もいれば、直接には関係がない人の不幸をよろこぶ人もいる。
「ずるがしこいヤツが捕まったりすると、ざまあみろと思うことあるでしょ」(男性50代)
「芸能人の逮捕や不倫」(男性50代)
■上司のハゲから家の全焼まで
さらに、どのような不幸がうれしいのかも聞いた。
「犬のフンをハイヒールで踏んだ人がいた」(女性50代)
「嫌いな上司がハゲてきたとき」(女性20代)
まだかわいい出来事もあれば、笑えない不幸を挙げた人も。
「不倫していた夫の上司が、心筋梗塞になり救急車で運ばれたとき」(女性50代)
「家が全焼した」(女性40代)
なかなか恐ろしい回答。それだけ、相手のことが嫌いだったといえる。
■破局に離婚、大歓迎!
恋愛が絡む不幸は、うれしい人が増える傾向に。
「女にふられた人を見ると安心する」(男性50代)
「ハイスペックな彼氏を手に入れて、喜んでいた友人が別れたこと」(女性20代)
交際の破局だけでなく、離婚も含まれる。
「友人が離婚したのがうれしかった。自分はまだ、独身で焦ってたので」(女性50代)
「異性にもてる人の浮気がばれて、家庭内でもめていることを知ったとき。『ざまあみろ』と思った」(男性50代)
うれしさの裏には、嫉妬心があるようだ。
■自分より不幸な人がいるうれしさ
うれしさの正体は、どのような感情なのか?
「私よりひどい人がいるという安心感」(女性40代)
「自分だけが不幸だと思わなくて済むので、どんな不幸でもうれしい」(男性40代)
自分が満たされていないと、人の不幸で安心する人もいる。今回の調査は少ない結果に終わったのは、それだけ幸せな人が多いということかも。