売れっ子タレントなどのようにどんなにツイてる感じの方も、当たり前ですが永遠に高い運気にいるわけではありません。私たちと同じように準備期もあれば収穫期も、八方塞がりの時期もあるのです。
そんな中でどうやって運をうまく使えば私たちは開運することができるでしょうか。
運に振り回されているパターンとは?
多くの人が幸運期に大活躍したり儲けたり恋愛したりするものの、不運期になると山をかけ下りるように、ミスが増えたり、イライラして自滅したり、振られたり、というパターンを繰り返します。残念ながら筆者も同じですが、この多くの人のパターンは「運気に振り回されているパターン」です。
このようなパターンにおちいる方の特徴は、運気を知らない方、もしくは受け身なタイプだと思います。運気を知らなければ、先々どのような道が用意されているのかわからないので、行き当たりばったりになります。
また、受け身なタイプは運の流れるままに自分自身も流れてしまうので、運気を知っていてもコントロールすることはできません。
運を自分でコントロールするとは?
先ほどのパターンとは逆に、運を自分でコントロールしている方も少ないですがいらっしゃいます。例えば、ずっと売れ続けているタレントさんなどは、行き当たりばったりや運に流されるままの生き方はしていないと思います。
例えば、1996年から2014年まで続いた『はなまるマーケット』の司会をされていた薬丸裕英さんは、噂によるとテレビ出演の前に必ず神社へお参りしてからテレビ局へ行っていたらしいのです。これは単にご利益を目的に通うのではなく、番組が続いているのは自分だけの力ではないという謙虚な心のあらわれだと思うのです。結果的には、神様の御力で運気を少し上げていただいていたのではないかと思います。
不運期を乗りこなす有吉さんの場合
また、多くのテレビ番組にひっぱりだこの有吉弘行さんですが、彼の運気は八白土星で今年はモチベーションが上がらずパッとしない年回りなのです。確かに数年前ほどスパッと気持ちの良い毒舌を聞けるわけでもないし、多少飽きた感もいなめない・・・。
でも、いまだに「有吉」というタイトルの番組を持ち続けているのはなぜ?
これは筆者の予想なのですが、彼の中では今の状況は「想定内」だと思っているのだと思います。あそこまでブレークしてしまったのだから、いつかは落ちる。どん底を経験した有吉さんだから、痛いほど知っていることでしょう。だから、なだらかに落ちていくという今の状況をしっかりと理解し、ブレーク時の余力を使って走れるところまで走ろうという心づもりなのだと思います。
自転車で山や谷をサイクリングすることを想像して
つまり、幸運期に山の高いところまで登りつめることができれば、不運期となってその高いところから谷に落ちていくときには、余計な力を使わずして降りていくことができる。また谷から登っていくときにも、まだ余力が残っていたらその力で登っていくことができるのです。
ですから、先ほどの有吉さんの例でいくと、もし有吉さんが今年だけ不運期だとしたら、すでに2015年も中盤ですから有吉さんは去年までの幸運期の余力を利用して、不運期を乗り越えようとしていますから、2016年にはまた復活していくかもしれないですよね。
運が良いときには、なるべく成果を出してしまって、土台を高くしておくといいですよ、とよく言いますが、それは不運期になった時のことを考えてのアドバイスなのです。
つまり
幸運期を利用して不運期をスムーズに乗り越えることができるようになれば、運気を自分でコントロールできるようになるでしょう。