大切な彼へ贈るプレゼントを包む包装紙/包装袋などを決めるとき、皆さんはどのような基準で決めていますか?ここでは男性へ贈るプレゼントの包装紙の「色」についてご紹介したいと思います。
すてきなギフトになるように、ちょっとした気遣いで大きく印象がことなりますので、ぜひぜひ参考にしていただきたいと思います。
色選びに悩まなくていい裏付け
ある研究によると、男性と女性とでは色に対する識別が異なるという結果が出ているそうです。男性より女性のほうが「色を識別する能力」が長けているとのこと。
女性は細やかな色の違いを認識することができるため、少しの違いをすぐに見分けることができます(ニューヨーク州立大学ブルックリン校|イズリエル・エイブラモフ心理学教授による研究結果)。
そのため、女性にとっては「包装紙の色」を決めるのにも、自然と選択肢が増えてしまうため一苦労です。ですが、男性はその詳細な色分けを見分けることができないので、凝りに凝っても伝わらない…という悲しい結果に。
逆に「色選び」にそれほど神経質になる必要がないということですね。男性へ贈るプレゼントの包装紙選びの苦労が1つ減りました!
男性的な色はどんな色?
様々な研究やアンケートなどに基づき収集されたデータを覗いてみると、おおむね「深い/青系色」というのが「男性的な色」の代表になるようです。男性的な色を選ぶことで、「あなたは男性」と認識している…というのを暗に伝えることができるため、ある種の敬意を示すことができます。
ギフト包装紙/包装袋においては、「男性だと私は認めている」という潜在的な心理状況を作ることで、「男性的な色」を選ぶことがプラスに働きます。もちろん薄く明るい女性的な色がダメだというわけではないのですが、「男性らしさ」を演出する上で、「男性的な色」を選ぶことは、ひとつのテクニックになりそうですね。
色を重ねるときに参考になる「対象色」
複数の色を使い分けた包装をしたいときに参考になるのが「対象色」です。例えば包装に欠かせないのが、「リボン」「紐」「シール」などの装飾ですね。装飾をあしらう際は、メインとなる「色」の「対象色」を選ぶか、「隣り合う色」を選ぶのが最適です。
例えば、メインカラーを「青」に選んだ場合、サブカラーは「対象色:オレンジ」「隣り合う色:紺/青緑」を選ぶと相性が良いとされています。
選択する色によって、表現できる印象も異なるため、あえて「色をハズす」という方法もありますね。馴染み良く落ち着かせてみたり、アクセントを入れてみたりすることも可能です。
まとめ
結論から言えば、相手の好みの色を選ぶことが最善だと思います。
しかし、好みが解らないということもしばしば……。そんなときはやはりベターな色(青系色)を選ぶのが無難そうですね。ラッピング方法や包装紙の柄についても、様々な印象を与えますが、基本の「色」を抑えておくだけで随分と選択肢が狭まると思います。
ギフト用包装紙/包装袋を選ぶときに、ぜひぜひ参考になれば幸いです。