はじめに
朝から準備でバタバタするのは避けたいですよね。ゆとりを持って、気持ちよく1日のスタートを切りたいものです。
そこで、少しでも時間の余裕を作るために、朝の支度を速くする方法を、例を挙げてご紹介します。
やり方
STEP1:行動パターンをリストアップする
まずは、普段の朝の行動を書き出してみましょう。朝の行動は意外とパターン化されているものなので、それほど苦労せずリストアップできると思います。
例として、私の改善前の朝の行動パターンを下記に記します。数字は行動の順番を示していて、括弧内はその行動をしている時にいる場所になっています。
- 1:起きる(寝室)
- 2:朝食を食べる(リビング)
- 3:歯を磨く(洗面所)
- 4:シャワーする(浴室)
- 5:化粧水をつける(洗面所)
- 6:シャツにアイロンをかける(リビング)
- 7:スーツを着る(自分の部屋)
- 8:髭剃り(洗面所)
- 9:髪を整える(洗面所)
- 10:サプリメントを飲む(リビング)
- 11:水筒にお茶を入れる(リビング)
- 12:鞄を持つ(自分の部屋)
- 13:出社(玄関)
この行動パターンを見直して、どうすればより速く支度できるかを考えていきます。
STEP2:前日にできることは前日に行う
リストアップした行動の中で、前日でもできることを考えます。少なくとも次の2つは、前日の夜にでも準備できそうですね。
- 6:シャツにアイロンをかける(リビング)
- 11:水筒にお茶を入れる(リビング)
朝食や歯磨きは、前日に行うのは無理です。私は朝シャワー派で、これも朝しかできません。乾燥肌なので化粧水をつけるのも必須です。
支度すること自体を無くすことができれば、時間が短縮できます。かかる時間の合計は変わらないのですが、前日の夜の方が、朝に比べて時間制限が緩やかな分、余裕をもって準備ができます。
STEP3:移動が少なくなるよう順番を見直す
今回の例では、次のように場所の移動が多いことが分かります。
寝室→リビング→洗面所→浴室→洗面所→リビング→自分の部屋→洗面所→リビング→自分の部屋→玄関
リビングと洗面所を何度も行き来しており、かなり時間をロスしています。移動が少なくなるように、順番を入れ替えてみましょう。
- 1:起きる(寝室)
- 2:朝食を食べる(リビング)
- 3:サプリメントを飲む(リビング)
- 4:シャワーする(浴室)
- 5:化粧水をつける(洗面所)
- 6:歯を磨く(洗面所)
- 7:髭剃り(洗面所)
- 8:髪を整える(洗面所)
- 9:スーツを着る(自分の部屋)
- 10:鞄を持つ(自分の部屋)
- 11:出社(玄関)
寝室→リビング→浴室→洗面所→自分の部屋→玄関、とかなり移動が減りました。
おわりに
この方法によって、私の場合は約30分程度の時間短縮ができました。
宜しければ、皆さんも試してみて下さい。私のように無駄が多い場合は、時間短縮ができると思います。できた時間で、早めに出社して仕事を片付けたり、家族とゆっくり会話したりと、気持ちよく1日のスタートを切りましょう。