ダメだと分かっていてもついつい食べ過ぎてしまうのは、ストレスが原因かもしれませんよ。そんなときはストレス解消効果のある食べ物を食べれば、ヤケ食いによる肥満も予防できて一石二鳥です。
1.緑の葉野菜に含まれる“葉酸”がオススメ
ホウレン草やブロッコリー、アスパラガス、モロヘイヤなど緑色の野菜に多く含まれるのが葉酸です。葉酸にはタンパク質の再合成やアミノ酸、ビタミンを代謝する働きがありますが、ここで注目したいのは幸せホルモンとも言われるドーパミンを作る働き。
ドーパミンには、神経を鎮め気持ちを落ち着かせる効果があるので、緑の葉野菜を食べればストレスが解消して幸せ感がいっぱいになるんです。
2.カシューナッツに含まれる“亜鉛”
ナッツはおやつにピッタリのヘルシーな食材ですが、ストレスを感じたらカシューナッツがおススメ。カシューナッツには亜鉛が多く含まれていて、25個で1日分の亜鉛を摂取することができます。
亜鉛には神経を鎮める効果があり、不安感を軽減することができます。イライラが止まらないときもカシューナッツを食べてみましょう。その他に亜鉛が多く含まれる食品は、牛肉、鶏肉、ヨーグルトなどです。
3.牛乳に含まれる“ビタミンD”
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、気持ちを穏やかに安定させる効果があります。ホットミルクにすれば、胃腸が温まり副交感神経を優位にすることができるのでさらに効果的です。
炭酸飲料などをがぶ飲みする代わりに牛乳を飲みましょう。就寝前に飲んでも、ぐっすり眠れる効果がありますよ。
4.サーモンには“オメガ3系脂肪酸”がいっぱい
サーモンに多く含まれる不飽和脂肪酸はオメガ3系です。オメガ3系の不飽和脂肪酸には、飽和脂肪酸と違いストレスによる炎症を防ぐ効果があります。
ストレスにさらされた体は、アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンがいっぱい。それらの悪影響を抑える働きがあります。亜麻仁油やエゴマ油もオメガ3系の不飽和脂肪酸です。これらのオイルを大さじ1杯程度飲んでも同じ効果が期待できます。
5.ダークチョコレートを少しだけ食べてみる
ダークチョコレートにはストレスレベルを調整する働きがあるので、ストレスを感じたら、本の少しかじってみるといいでしょう。チョコレートのカカオには、抗酸化作用があるので血流を良くし、血圧を下げる効果もあります。
脳内のセロトニンの分泌を促しリラックスする効果もありますが、ホワイトチョコレートや甘いミルクチョコレートではなく、カカオが70%以上含まれているダークチョコレートを選びましょう。